Productronica2017出展レポート

弊社は2017年11月にドイツ、ミュンヘンにあるメッセミュンヘンで開催された“productronica2017”に出展をいたしました。

ドイツでの展示会は、昨年のElectronica2016に続く2回目の出展になります。
この展示会では、42カ国から1200社が出展し、エレクトロニクスの生産と開発の分野における革新を発表しました。また今年からはセミコンとの併催となり、様々なジャンルの出展がみられました。

なお、来場者数は4日間で約44000人との事務局発表でした。

今回の展示会ではIOTのようなトピックはもちろん、ビッグデータの活用と装置の小型化に焦点を当てており、特別展示の中では、生産機械のセンサーの影響から新しいビジネスのための大量のデータの使用まで、さまざまなシナリオを展示しておりました。

Productronicaホームページ
Webではもう次回の募集が始まっています。

11月のミュンヘンは最高気温も10°以下と東京の真冬並みの気温です。

弊社ブース紹介

ブース群はA-1~6 B1~6 Cの一部が使用されており、東京ビッグサイト東ホールプラスα程度になります。
交通アクセスは地下鉄がメインで東側と西側に各地下鉄駅が設置されています。

  • ブース全景
  • 出展品
  • サムライヒューズは意外に注目されます
朝の風景、これから多くの方が来られます。

半導体実装装置を中心に各ブースではジャンルを分け、各ブース事に専門性を持たせた配置になっています。
その中で最大のコンセプトはSMT CLUSTER(4ホール占有)続いてワイヤリング関連(1ホール占有)と続きます。SMT CLUSETERは欧州、日本の各大手半導体メーカーが装置を出展しており、注目度も高いホールです。
ちなみにヨーロッパの方々、お昼からビールです(笑)。

我々はProductronicaが半導体製造メーカーやそれに伴うソリューション提案や装置組み込み機器の出展が主体の中、SEMICON EUROPE内“Future Markets Cluster”という今後を期待された分野という様々なジャンルの企業が集まったブースにおいて、出展をいたしました。

周辺の出展企業様もEMS、自動機設計委託、洗浄ミスト、緩衝材など多種多様な企業が軒を連ね、前述のお祭り騒ぎに比べて、じっくり製品を探しにくるお客様やより具体的な商談を求めてのお客様が多く来場されるブースとなりました。

弊社もたくさんの設計者様や、ディストリビューター様からご相談をいただくことができました。来場の方の国も様々で欧州各国はもちろん、南アフリカや南米からも多くのお客様が見えられました。

弊社の製品はヒューズになるため、直接的にはネットワークに対しての貢献は低いかもしれませんが、それらの機器を駆動するための動力源となる電源回路やバッテリーラインの短絡保護、半導体保護という観点でご提案ができるものと考えています。
また、新たなエネルギーとして期待が高まる蓄電システムなどの高電圧、高電流の保護用途という観点からも未来に向けてのお手伝いができるものと考えております。

お客様と商談中

弊社は速断ヒューズの専門メーカーであるため、製品ラインナップが豊富にございます。皆様に注目いただいたのも、それらが欧州や世界中の皆様のニーズにも合致し、ご評価いただけたのではと思います。
これからも、世界中のお客様から信頼される製品を作り続け、社会に貢献できるよう努めてまいります。

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